Necessity for Maintenance
メンテナンスの必要性
エンジンを始動して、ギアを入れてアクセルを踏めば走り出し、ブレーキを踏めば止まる。当たり前のことです。
今現在、いたって快調。不調は感じない。だからといって全く問題ないのでしょうか？
問題が無いつもりでいるのと、問題が無いということは全く意味が違います。
通常、安全確保の為だとか、自動車の性能を維持する為とか言われますが、メンテナンスは起きては困る故障や事故などを回避する為に必要で、疎かにすれば事前に回避できる「故障や事故」が起こる可能性が高くなってしまいます。
「調子が良いうちにするのがメンテナンスです！」
調子が悪い、何かおかしい・・・そう思った時にはすでに修理が必要になった状態です。
人間の場合も一緒でメンテナンス（健康管理）をするから健康でいることができます。病気になってからでは治療をしなければいけません。自動車は壊れないのではなく、壊さないようにメンテンナスが必要なものなのです。
「納得して、満足のいくメンテナンスを！」
メンテナンスの重要性は理解したけど、いたるところで多くの提案をされ、自分の車にとって本当に必要なものとそうでないものが区別できない・・・。必要でないものまで提案されているのでは？と不安に感じられる方も多いと思います。
本人が必要だと納得できなければ、必要なことも不要なことも同じにしか感じられないのかもしれません。
「何をいつどうすれば良いか」は人それぞれです。お車の使用状況や運転の仕方、車種・・・あげればキリがないほどの要因があり、それぞれやるべき時期や内容を考えなければいけません。
メンテナンスをいつ、何をするかを知りたければ、まずは点検によって現状を把握する必要があります。
現状に問題があれば、その内容を知る必要があります。
そしてご自身のカーライフがどうであれば快適で安全にすごせるかを伝えなければいけません。
その上で何をすればいいか、その方法、選択肢、予算の問題など、疑問や希望、不安を伝えしっかりアドバイスを聞く必要があります。一方的に提案されるメンテナンスだと不満や不安が発生するので、ご自身で納得、選択、決定できるようにアドバイスを受ければメンテナンスに対する関心が高まるのではないでしょうか。
